JPN | ENG

Insight 探しだす技術

何が起きているのか、何故起きているのか。それらを探しだし、共通認識を形成していくことはいつも簡単なことだとは限りません。

探し出す技術

ビジネスの現場で何が起きているのか。それは社内で共有されてしかるべきことです。しかしそれが簡単ではない場合があります。何かの変化が起きたとき、何かの波がやってきたとき、それが見えなくなることがあります。そして変化への感度が鈍ったり自社の対応力を過剰評価したとき、見えなくなることがあります。

インサイトという言葉は、何が起きているかという事実を知ると同時に、何故それが起きているかを掘り下げることを意味します。何故それが起きているかを掘り下げることで、これから起きる変化や、変化への対処方法が見えてくるかもしれません。それらの精度を高める技術がブランド戦略の精度を左右すると私たちは考えています。

変化を知ること

ビジネス現場の変化を知り理解することが大切なことは言うまでもありません。他社よりも早く変化を知り理解することが大切です。しかし変化に気が付かないこと、遅れること、気が付いていても社内で共有できない場合もあります。

価値基準の変化

価値基準の変化、特に顧客の価値基準の変化はブランド戦略に大きな影響を与えます。例えば、他社よりも良い製品・サービスを届けているのに、あるいは改良に改良を重ねているのに顧客はその良さを分かってくれないという場合です。ドル箱だった製品の売り上げが低下したり、有効だったセールスポイントの訴求力が低下したりします。

高級の概念やカッコイイものの対象が時代によって変化してきたのは誰もが知るところです。デザインに優れた高級セダンやスポーツカーにあこがれていたかつての生活者は、今では、エコ性能に優れたちょっとおしゃれなコンパクトカーが好みです。数万年に1秒の誤差しかない精度を誇る腕時計よりも、自分にあったおしゃれな腕時計を好みます。顧客の価値基準が変化すると競争の土俵も変化します。時には、競争の土俵を変えたりブランドポジションを変えたりすることが求められるでしょう。

事業環境の変化

事業環境の変化はビジネスの枠組みを変えます。グローバル経済化、情報伝達手段の変化、流通経路の変化、高齢化は、ビジネスの枠組みを大きく変えましたし、これからも大きな変化をもたらすことは想像に難くありません。

事業環境の変化は、過去の成功体験を否定することがあります。過去の成功体験が大きな負荷となって企業の成長を妨げることもあるかもしれません。過去の成功体験を引きずるのは成長を妨げるという話は誰でも知っている話ですし、多くの経営者やマネージャーがそのことをよく理解しています。しかし、コトが自社のこととなるとそれは簡単なことではなくなります。認めたくない事実もありますし認めると誰かが犠牲になる場合もあるかもしれません。口でいうのは簡単ですが、何が起きているのか、何故それが起きているのかを知るという行為は、実は勇気や冷静な分析力、時には犠牲や負担を強いるのかもしれません。

自社の変化

気がつかないうちに、自社そのものが変化していることもあります。創業期には社員の誰しもがもっていたチャレンジングスピリットが徐々に消え去っていることがあります。かつては暗黙知として共有されていた理念や思想が価値観の多様化に伴って伝承できなくなることや、年齢階層によって価値基準にズレが生じて歪みが生まれることもあります。

自社の変化は、知ることそのものが難しいことの1つかもしれません。自社のことは言われなくても分かっていると考えられていることが多いかもしれません。しかし経営者に事実が届きにくいケース、社員の多くが問題意識を持っていても大っぴらに問題提起ができないケースも少なくありません。センシティブな問題が潜んでいるケースもあります。社員、そして企業が社風や暗黙知は企業にとっての重要な競争力の1つだと私たちは考えます。ブランド戦略を考える際には自社の資質や変化を改めて共有する必要があるかもしれません。

「何故」を掘り下げる

ナチュラルメイクに2時間かける、ブランドにこだわりたくないから無印良品を買う、ブランドを見せびらかしたくないから中古のシトロエンを購入する。これらはよく考えると理不尽な行動かもしれませんが日常生活ではよく見かけるありふれた行動です。

見せびらかしたいからルイ・ヴィトンを買う人もいるでしょうし、逆の理由でルイ・ヴィトンを買う人もいるでしょう。見せびらかしたいからルイ・ヴィトンを買った人に、ルイ・ヴィトンを選んだ理由を尋ねると「長持ちするから」と答えるかもしれません。購買の意思決定を最終的に左右するのは、機能でも価格でもなく、生活者のサイコロジカルな側面である場合が少なくありません。リスキーブランドの得意分野の1つが、サイコロジカルな側面を定量化し、ブランドイメージや購買行動と関連させることでブランド戦略や商品企画のための切り口を提供するアプローチです。定量調査を基本とし、必要に応じてフォーカスグループなどの定性的視点を加えます。

事実を知るだけでは、あまり対策が講じられません。事実の背景にある理由を掘り下げることで行動を促す心理が見えてくることがあります。リサーチは、事実を知る手段ですが、それよりも大切なことは「何故」を掘り下げることにあると私たちは考えています。

そのためには、リサーチの知識に習熟していることはもちろん、実際のビジネスの経験、商品やトレンド・あるいは社会・経済の動向の幅広い分野の知識、そしてリサーチで得られた事実を翻訳し社内に分かりやすく伝達していく資質が分析者に求められます。リスキーブランドの強みの1つは、リサーチの技術そしてリサーチを活用した経験と実績にあると考えています

コンセプトクリニック

商品コンセプトやデザイン案を検証するためのリサーチです。フォーカスグループなどの定性調査を基本とし、必要に応じてCLT(会場調査)やオンライン調査(インターネット調査)を組み合わせ定量的な検証を加えます。

特殊セグメントの調査

富裕層や高齢者層あるいは特殊な分野の産業のターゲットセグメントを抽出しその分野に求められる特殊要件やブランド戦略に求められる基準を探し出すリサーチです。特に富裕層や高齢者層のスタディは近年着目を集めています。

国際比較リサーチ

○○人は・・・という思いこみで事業を行うのは少々リスクが伴います。ブランドの付加価値を形成するためには、特に海外の場合には単に製品のニーズを知るだけでなく価値観の類似性・相違性を定量的に知ることが必要です。リスキーブランドはグローバルブランドの価値形成を目的としたリサーチの豊富な経験値を誇ります。

従業員モチベーションリサーチ

CIや企業ブランドの再生などのプログラムの多くで実施するリサーチです。従業員のモチベーションや求める企業像・自社への誇りなどを知ることで企業ブランドの方向感を探ることができます。

MindVoice®

クライアント企業に、生活者の価値観の動向、ブランド選択基準、ブランド受容動向といった情報を提供するために行っている時系列型の定量調査です。毎年4000サンプルの定量調査によるデータベースを通じてターゲット設定や商品企画のための判断材料の提供、カスタムリサーチとの組み合わせによる戦略提案などに活用しています。
 →MindVoice®についての詳細

page top


インサイトストラテジーデザインブランディング

サービス内容一覧

sub
カーシェアリング利用者の3割は『マイカー欲しい』派、2割が『マイカー要らない』派。
YUTORI_GRID

ゆとり世代は
世間のイメージのように
本当にダメ世代なのか?

MOTIVATEVol.1_THUMBNAIL_N

「ビジネスマンのモチベーション調査」より

理念が浸透している会社は未浸透会社と比較し2.3倍の確率で儲かっており
2.6倍の確率で成長実感&4.3倍活気がある

生活者分析
主要日本人アスリートの魅力「錦織圭」ブランドを支えるのはアッパーミドル層と55歳以上女性

MINDV2014_ALCOHOL_GRID

生活者分析
アルコール市場の動向

大衆のアルコールはビールからワインへ!? ビール離れが進む中ワインが健闘、大衆世帯のワイン飲用率が上昇。
MINDV2014_TV_GRID

生活者分析
テレビ視聴者の動向

若者世代はテレビ離れが顕著。熟年世代では大卒熟年がテレビ離れ。「テレビ離れ派」は『インテリ』な人、「テレビ好き派」は『ヒカエメ』な人に多い。
SNS_GRID

生活者分析
主要SNS活用者の動向

LINEは「まったり志向」、Facebookは「外交的×先取り志向」、Twitterは「内向的×先取り志向」。
2013年5月時点のSNS活用者人口は、LINE1,094万人、Facebook906万人。mixiは37%減(2011年比)の440万人に。
facebook

生活者分析
Facebookの浸透状況

55~64歳のFacebook活用者が大幅な増加。今後期待できるシニア層のコミュニケーション手段の1つに。
More